A.ご回答内容
《概要》
山崎川にかかる石川橋を北端とし、落合橋を南端とする約2.5キロメートルの山崎川の両岸に約600本の桜が植えられています。このあたりは、「山崎川 四季の道」として、日本さくら名所100選に選ばれている桜の名所です。
《場所》
名古屋市瑞穂区田辺通3丁目を中間とする約2.5キロメートル
現在、工事のため左右田橋から可和名橋の間で通行止めの区間があります。
《経緯》
1928年(昭和3年)に石川土地区画整理組合が、土地区画整理事業の記念に石川橋から左右田橋(そうだはし)までの両岸に桜を植えたのが始まりで、以降、桜の名所となりました。
終戦前後はかえりみる者もなく衰退していましたが、昭和21年に桜の保存機運が高まり、地元で保存会が発足して以降、昭和40年代にかけて、老齢化した桜の若木への植え替えや補植が行われました。
また、山崎川は昭和62年12月に建設省(現国土交通省)から「ふるさとの川モデル河川」に指定され、昭和63年度に「ふるさとの川整備事業」として、治水と親水を合わせた河川改修に着手、可和名橋から北に工事を進め、平成18年度に石川橋までの区間が完了しました。この際、工事に支障となる桜を工事が終わった区間に移植したり、若木の補植を行ったりしました。
《樹齢》
若木~約70年(推定) ※詳細は不明です。
《見どころ》
山崎川の両岸から桜が川に覆いかぶさる景観が美しく、特に木造の鼎小橋(かなえこはし)の付近は、古木が多く見どころです。
また、見ごろに合わせて一部区間(かなえ橋から鼎小橋までの約120メートル)でライトアップが行われ、幻想的な夜桜が見られます。(関連FAQをご参照ください。)
《山崎川のマップ》
名古屋市公式ウェブサイト『魅力いっぱい!山崎川』
http://www.city.nagoya.jp/mizuho/category/113-7-0-0-0-0-0-0-0-0.html
からダウンロードすることができます。
《交通》
鼎小橋までの距離と所要時間は
① 地下鉄桜通線「瑞穂区役所」駅から東へ約1.0km。徒歩約13分。
② 地下鉄桜通線「瑞穂運動場西」駅から北東へ約1.2km。徒歩約15分。
③ 地下鉄名城線「瑞穂運動場東」駅から北西へ約1.2km。徒歩約15分。
④ 市バス金山14、金山16、栄20、瑞穂巡回「市大薬学部」から西へ約350m。徒歩約4分。
⑤ 市バス金山16、栄20、瑞穂巡回「瑞穂保健センター」から北西へ約350m。徒歩約4分。
⑥ 市バス栄20「汐路町四丁目」から北東へ約500m。徒歩約6分。
※山崎川のこのほかの場所へのアクセスは、マップをご参照ください。
※「山崎川 四季の道」の専用駐車場はありません。最寄りの公共駐車場は、パロマ瑞穂スポーツパーク(瑞穂運動場)第1駐車場です。(有料、問合せ先:パロマ瑞穂スポーツパーク〈052-836-8200〉)
《ご注意》
・周辺は住宅街なので、マナーを守って、静かに鑑賞していただきますようお願いいたします。
・売店や出店(でみせ)はありません。
・酒宴や場所取りはできません。
・ゴミはお持ち帰りください。
・「山崎川 四季の道」にトイレはありませんので、周辺の公園のトイレ(マップに表示あり)をご利用ください。
・周辺の道路等への迷惑駐車はご遠慮ください。
・河川敷や沿道の一部を独占しての写真等の撮影や他の方のご迷惑となる撮影・公衆送信はご遠慮ください。
《問合せ》
名古屋市瑞穂土木事務所 052-831-6161(平日の午前8時45分?午後5時30分)