A.ご回答内容
平成20年度から国民健康保険をはじめ全ての医療保険者に、生活習慣病の発症や重症化を予防するために「特定健康診査・特定保健指導」の実施が義務づけられました。
なお、今年度の名古屋市国民健康保険特定健康診査は、6月1日より実施します。
対象者には、5月末頃に受診券と「健診のご案内」(カラー印刷パンフレット)を郵送にてお送りします。
≪対象者≫
■特定健康診査
今年度4月1日時点で名古屋市の国民健康保険に加入しているか、9月末までに新たに加入された人の中で、翌年3月末までに40歳から74歳までの年齢に達する人、または6月~翌年3月に75歳に達する人が対象です。(昭和24年6月2日~昭和60年3月31日生まれ)
*年度途中に加入された人には、加入月の翌々月以降に受診券をお送りいたします。
■30・35健診
今年度4月1日時点で30歳、35歳の名古屋市の国民健康保険に加入している人が対象です。
*年度途中で加入された人は対象外です。
■特定保健指導
特定健康診査を受けた人のうち、健康診査の結果から特定保健指導の基準に該当した人が対象です。
*30・35健診は対象外です。
≪内容≫
■特定健康診査、30・35健診
問診、身体診察、身体計測(身長、体重、腹囲、BMI)、血圧測定、尿検査(尿糖、尿蛋白)、血液検査(脂質検査[空腹時中性脂肪または随時中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール]、血糖検査[ヘモグロビンA1c・空腹時血糖]、肝機能検査[AST(GOT)・ALT(GPT)・ガンマGT(ガンマGTP)]、その他[クレアチニン・尿酸・eGFR])を行います。
※心電図検査は、今年度の特定健康診査の結果で血圧が基準以上または問診等で不整脈が疑われ、医師が必要と判断した場合にのみ実施します。
※眼底検査は、今年度の特定健康診査の結果で血圧が基準以上または血糖の値が基準以上(前年度の特定健康診査の結果を含む)で、医師が必要と判断した場合のみ実施します。
※貧血検査は、貧血の既往歴がある、又は視診等で貧血が疑われ、医師が必要と判断した場合にのみ実施します。
上記該当者以外に、 4月1日の時点で40・45・50・55・60・65・70歳の人には、心電図と貧血検査を追加して実施します。
■特定保健指導
特定健康診査の結果に応じた保健指導を行います。
○「情報提供」 受診者全員に情報提供
○「動機づけ支援」 原則1回の保健指導
○「積極的支援」 3ヶ月以上の継続的な保健指導
≪目的≫
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目し、その要因となっている生活習慣を改善するための健康診査および保健指導を行い、糖尿病等の有病者・予備群を減少させることを目的としています。
≪利用方法≫
■特定健康診査、30・35健診
受診券に同封した「健診のご案内」パンフレットの健診等実施機関一覧又はウェブサイト「健診(検診)総合サイト」で検索した医療機関で、あらかじめ予約をお取りいただき、
①受診券 ②国民健康保険証等(マイナ保険証等を含む)
を当日ご持参のうえで、受診してください。
特定健康診査は、令和7年3月31日までの実施となりますのでご注意ください。
注)ウェブサイト「健診(検診)総合サイト」の医療機関検索画面にて、必ず「国民健康保険特定健康診査」にチェックを入れてください。
■特定保健指導(動機づけ支援・積極的支援)
受診券に同封した「健診のご案内」パンフレットの健診等実施機関一覧で該当の保健指導に○印のある医療機関又はウェブサイト「健診(検診)総合サイト」で検索した医療機関で、あらかじめ予約をお取りいただき、
①健診結果通知 ②国民健康保険証等(マイナ保険証等を含む)
を当日ご持参のうえで、ご利用ください。
初回面接の利用期限が、令和7年5月31日までとなっておりますのでご注意ください。
注)ウェブサイト「健診(検診)総合サイト」の医療機関検索画面にて、必ず「特定保健指導(動機づけ支援)」又は「特定保健指導(積極的支援)」にチェックを入れてください。
≪受診券の再発行≫
お手元に名古屋市の国民健康保険証等(マイナ保険証等を含む)をご用意いただき、健康福祉局保険年金課保健事業担当へお電話ください(052-972-2567)。
≪問合せ先≫
【健康福祉局保険年金課保健事業担当】(電話 052-972-2567)