A.ご回答内容
代表的なものとして以下のものがあります。
■鶴舞公園内「噴水塔」
明治43年に鶴舞公園で開催された第10回関西府県連合共進会の会場正面につくられ(設計者は奏楽堂と同じ鈴木禎次工学士)、その後、公園のシンボルとして永く市民に親しまれてきたものです。地下鉄鶴舞線の建設工事に伴い昭和48年に解体されましたが、同52年に築造当初の姿に忠実に復元されました。この噴水塔は、大理石の円柱に岩組みを配した和洋折衷の明治調をよく表現し、全体としてはローマ様式の変化のある豊かな水影を形づくっています。
■鶴舞公園内「踊り子」「ベアトリーチェ」
古い歴史を持つ鶴舞公園には、花に囲まれた美しいブロンズ像が2作品あります。西洋式庭園中央のヴェナンツォ・クロチェッティ作「踊り子」は、彫刻設置事業の第1号作品。バラ園のフランチェスコ・メッシーナ作「ベアトリーチェ」は、バラの精を思わせる愛らしい少女像です。