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Q.敬老パスの制度変更について知りたい。≪利用上限設定≫【敬老手帳・敬老パス】

A.ご回答内容

Q1:なぜ利用上限回数を設定するのか。
A:敬老パス制度の変更についての検討を行っていた当時、年間約140億円の費用がかかっていました。
・令和4年2月1日から開始した名鉄、JR東海、近鉄及び名鉄バス、三重交通への対象交通拡大の実施においてはさらに9億円の費用が必要となるため、制度を維持するためにはその9億円の財源を確保しなければなりませんでした。
・利用上限回数設定はその財源確保策です。
・これによってこれまでの制度で課題となっていた地域ごと、個人ごとの利用の差を解消し、敬老パスがより多くの方にとって使いやすく、公平で持続可能な制度にすることができると考えています。

Q2:なぜ730回なのか。
A:利用上限の設定にあたっては、名鉄、JR東海、近鉄及び名鉄バス、三重交通への対象交通拡大にかかる9億円を確保した上で、なるべく多くのご利用者様がこれまでどおり敬老パスをご利用いただけるよう様々な検討を行った結果、730回に設定することになりました。
・現行の敬老パスご利用者様のうち94%は年間利用回数が730回以下の状況でしたことから、上限回数を730回に設定したとしても9割以上の方はこれまでどおりご利用いただくことができ、さらに名鉄、JR東海、近鉄及び名鉄バス、三重交通まで利用できるようになると考えたものです。
・なお、令和6年2月1日から、市バスと市バス、市バスと地下鉄を90分以内に乗り継いで利用した場合は、今まで2回の利用と数えていたところを1回と数えるように変更しました。(この適用は1日2回までです)

Q3:利用上限設定を行うことは制度の改悪ではないか。
A:敬老パス制度は、限られた予算の中で、最大限高齢者の社会参加を支援することが目的であって、高齢者の方々の移動を保障する事業ではありません。
・名鉄、JR東海、近鉄及び名鉄バス、三重交通でも敬老パスが使えるようになることで、新たに利用者が約1万人増加すると見込んでおりましたが、これまで敬老パスを使いたくても使えなかった方の社会参加を支援することができます。
・また、現在の利用者にとっても敬老パスがさらに便利になるだけでなく、9割以上の方はこれまでどおり敬老パスをご利用いただけます。
・確かに現在年間730回を超えて敬老パスをご利用いただいている一部のご利用者様にとってはご不便をおかけすることにはなりますが、制度全体としては大きな改善である考えています。

Q4:通院、仕事、ボランティア活動に敬老パスを利用しているのに、730回では足らない。
A:敬老パス制度は、限られた予算の中で、最大限高齢者の社会参加を支援することが目的であって、高齢者の方々の移動を保障する事業ではありません。
・敬老パスの対象交通を拡大し、より多くの高齢者の方に使っていただくために、有効期間内の利用回数の上限を730回とすることは市民の代表である議会からも承認され、市としてすでに決定した事項でございますのでご理解ください。

【通勤に使っているから足らないとのいう方への回答】
・敬老パスの利用目的はご利用者様ごとに様々だと思いますので、通勤に使っていただいても結構ですが、今回敬老パスの利用上限設定を行うことで通勤費用が新たに必要となることにつきましては、ご利用者様と雇用主の方とで解決していただく問題であると認識しています。

Q5:名鉄、JR東海、近鉄及び名鉄バス、三重交通を利用しないので回数制限をやめてほしい。
A:令和4年2月1日からの対象交通拡大と利用上限回数の設定は全てのご利用者様が対象となりますのでご了承ください。

Q6:利用回数を数えるのはいつからか。
A:券面に印字されている有効期間(1年間)が回数集計期間となります。

Q7:利用回数を超えるとどうなるのか。
A:730回に到達したらすぐに利用できなくなるわけではございません。

・730回に到達した日から約1週間後にご利用者様あてに、730回に到達したことのお知らせや利用停止日を掲載した通知をお送りします。
・通知から約1週間後(730回に到達した日から約2週間後)が利用停止日となり、残りの有効期間は敬老パスでの乗車ができなくなります。
 ※ 730回到達日から利用停止日までの約2週間は通常通り敬老パスをご利用 いただけます。(730回を超えても約2週間は利用できるということ)
・利用停止となった方は停止中期限更新もできなくなります。この場合、期限更新ができるのは利用停止期間が終わったあと、すなわち有効期限の翌日からとなります。

Q8:730回を超えてから敬老パスで交通機関を乗ろうとするどうなるのか。
A:利用停止期間中、市バス、地下鉄、あおなみ線、ゆとりーとラインは敬老パスでの無料乗車ができなくなるだけでなく、カードにチャージした電子マネーでの利用もできなくなります。
・名鉄、近鉄、JR東海及び名鉄バス、三重交通についてはチャージした電子マネーで利用することはできますが、利用停止期間中に乗車した分の運賃を名古屋市からお返しはいたしません。
・チャージした電子マネーをコンビニやスーパー、飲食店などでご利用いただくことはできます。

Q9
・730回を超えたのだが、地下鉄等を利用するにはどうしたらよいか。
A:利用停止期間中は、敬老パスとは別にマナカや切符を購入してご利用ください。ただし、敬老パスのチャージ機能を用いて地下鉄等を利用したい場合は、敬老パスコールセンター(052-766-5500)にご連絡ください。必要な手続きについて説明いたします。

Q10
・730回使ったら期限更新をして回数をリセットすることは可能か。
A:利用停止期間中は期限更新をしていただくことはできません。

・利用停止期間中に期限更新することはできるか。
A:利用停止となった方は、利用停止期間が終わったあと、すなわち有効期限の翌日以降に期限更新を行っていただくことになります。

Q11:利用回数の数えかたを教えてほしい。
A:利用回数の数えかたは交通機関ごとに異なります。

【市バス(メーグル含む)、ゆとりーとライン】
・バスに乗車するごとに1回と数えます。

【地下鉄、あおなみ線】
・乗車する駅で改札に入ってから、降車駅で改札を出るまでを1回と数えます。
・改札を出ない乗り換え(例えば東山線から名城線)は何度でも可能
※市バスと市バス、市バスと地下鉄を90分以内に乗り継いで利用した場合は、2回の利用を1回と数えます。(適用は1日2回までです)

【名鉄、近鉄、JR東海の鉄道及び名鉄バス、三重交通の路線バス】
・基本的な数え方は地下鉄、あおなみ線と同じですが、回数を数えるのは敬老パスが適用される乗車のみです。(鉄道の場合は乗車駅、降車駅がともに市内の駅の場合 路線バスの場合は原則として、乗車停留所、降車停留所が市内の場合)
・名鉄に関しては数え方がわかりづらい路線もあるので、詳しくは「敬老パス制度について」のパンフレットをご確認ください。

Q12:利用回数はどのように知らせてもらえるのか。
A:利用回数は敬老パスコールセンターでお答えすることができます。
さらに、有効期間内の利用回数が200回を超えた場合には、有効期間の終了ごとにその間何回ご利用いただいたかを郵送でお知らせしますので参考にしてください。
また、半分の365回と、残り100回の630回に到達した時点でお知らせをお送りします。
730回に到達した方には、730回に到達したことのお知らせや利用停止日を掲載した通知をお送りします。730回に到達した方もすぐに利用できなくなるわけではありませんのでご安心ください。

Q13:変更前の制度で自分が年間どれくらい乗っているのかを知りたい。
A:変更前の敬老パス制度においては個人を特定するかたちでの利用回数の集計は行っておりません。

Q14:万が一カードを紛失して再発行した場合、利用回数はどうなるのか。
A:敬老パスを再発行した場合でも利用回数は引き継がれます。

属性情報

人生の出来事
老後
分類
福祉  >  高齢者・介護保険  >  敬老手帳・敬老パス
FAQ ID
3403
更新日
2024年04月01日 (月)
アクセス数
14,835
満足度
☆☆☆☆
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