A.ご回答内容

Ｑ１．ジェネリック医薬品差額通知とは何か。
Ａ１．あなたが3月（4月、5月、9月、10月、11月）に薬局で出されたお薬をジェネリック医薬品に置き換えた場合、いくら安くなるかをお知らせする通知です。
※1回目発送分は3月調剤分、2回目発送分は4月調剤分、3回目発送分は5月調剤分、4回目発送分は9月調剤分、5回目発送分は10月調剤分、6回目発送分は11月調剤分による。（通知に処方年月の記載あり）

Ｑ２．ジェネリック医薬品とは何か。
Ａ２．先発医薬品の特許が切れてから作られた、同じ有効成分で同等の効用を持つと認められた薬です。先発医薬品に比べて、開発に必要な費用や期間が少なくて済むため、 安くなります。

Ｑ３．この通知は何のために送っているのか。
Ａ３．ジェネリック医薬品の利用が皆様のお薬代の軽減や国民健康保険財政の改善につながることから、加入者の皆さまの選択肢を増やすための情報提供としてお送りするものです。

Ｑ４．ジェネリック医薬品に変えなければならないのか。
Ａ４．今回の通知はそういった趣旨ではありません。ジェネリック医薬品について検討される際に参考としていただくことを目的とした情報提供です。なお、ジェネリック医薬品への切り替えをご希望される場合は、（飲み合わせ等が異なる場合があるため）医師や薬剤師にご相談ください。

Ｑ５．飲み合わせが異なるとはどういうことか。同じ成分ではないのか。
Ａ５．ジェネリック医薬品は、薬としての効果を持つ成分（有効成分）は先発医薬品と同じですが、着色料や保存料など、それ以外の添加剤の違いから、一緒に飲んだ他の薬の効果に影響を及ぼす場合もあります。そのため、ジェネリック医薬品への切り替えをご希望される場合は、医師や薬剤師にご相談ください。

Ｑ６．ジェネリック医薬品は本当に安全なのか。
Ａ６．有効性・安全性について長期間の実績を持っている先発品と同じ有効成分で同等の効用を持つと厚生労働省により認められています。また、まずはお試しで短い期間の処方を受けることもできますので、医師または薬剤師にご相談ください。

Ｑ７．ジェネリック医薬品に切り替えるにはどうしたらいいか。
Ａ７．医師にジェネリック医薬品への切り替えについてご相談ください。医師に相談できない場合でも、処方せんの中の「ジェネリック医薬品への変更不可」という欄に医師のチェック等がなければ、薬局での処方の際にジェネリック医薬品に切り替えることができます。また、区役所保険年金課や支所区民福祉課の窓口で「ジェネリック医薬品希望カード」を配布しておりますので、ぜひご利用ください。

Ｑ８．何という薬にすれば安くなるのか教えてほしい。
Ａ８．お客様のご病状や他の薬との飲み合わせによって、すべてのジェネリック医薬品が利用可能とは限りませんので、まずは医師にご相談ください。

Ｑ９．同じ医薬品が何行も表示されているのはなぜか。また、同じ医薬品なのにそれぞれの行で自己負担額等が違うのはなぜか。
Ａ９．今回の通知は3月（4月、5月、9月、10月、11月）の調剤内容にもとづいて作成されていますが、同じ医薬品について月内で複数回の処方を受けた場合は、それぞれの処方について個別に記載しております。それぞれの処方の量が異なる場合は、自己負担額も異なります。

Ｑ10．どういった対象者に送られているのか。
Ａ10．3月（4月、5月、9月、10月、11月）に薬局で出されたお薬をジェネリック医薬品に置き換えた場合、自己負担額が500円以上軽減されることが見込まれるかたを対象にお送りしています。

Ｑ11．短期処方の薬や特定の疾病に使用される薬が除外されているとのことだが、なぜか。具体的にはどのような薬か。
Ａ11．この通知は、お客様の医療費のご負担が長期間継続的に軽減される医薬品についてご案内することを目的としています。また、がんや白血病などの病気については、患者ご本人が病気について知らされていない場合もありますので、除外してあります。
具体的には、風邪薬、筋肉痛やねんざに使う消炎剤、出産や中絶に関する医薬品、がんや白血病に関する医薬品等が除外してあります。

Ｑ12．福祉医療証があって自己負担はないのに、この通知が来るのはなぜか。
Ａ12．医療費助成を受けている場合も、ジェネリック医薬品が国民健康保険財政の改善につながることから、差額通知を送付しております。なお、差額の表示については医療費助成がない場合の自己負担額にもとづいて計算しております。