A.ご回答内容
■ピロリ菌検査
Q1 どのような検査をするのか?
A 問診と、血液を採取するピロリ菌抗体検査をします。
○ピロリ菌抗体検査
ピロリ菌に現在感染している方、または以前感染していた方は抗体の数値が上昇するため、その数値でピロリ菌感染を判定する検査となります。
ピロリ菌検査は、現在胃がんかどうかを調べる検査ではありません。
将来胃がんとなるリスクを知り、必要に応じて治療につなげるためのものです。
Q2 対象者はどのようになるか?
A 年度末時点の年齢で20歳以上39歳以下の方が対象となります。
ただし、ピロリ菌検査の除菌治療を受けたことがある方、胃の手術を受けたことがある方、名古屋市のピロリ菌検査を既に受けたことがある方は対象外となります。
Q3 対象者を20~30代としているのはどうしてか?
A ピロリ菌の除菌により、胃がんリスクが低減すると考えられています。20~30代では、除菌をすることで将来的な胃がんはほぼ予防できるとされているのに対して、40歳以上
の場合は除菌しても胃がんリスクが一定程度残ると考えられています。
そのため、本事業では対象者を20~30代としています。
40歳以上では胃がん検診(エックス線検査)を、50歳以上では胃がん検診(内視鏡検査)を受けることができますので、そちらの受診をお勧めします。
Q4 ピロリ菌検査を毎年受けることはできるか?
A ピロリ菌は一度除菌すれば成人が再感染することはまず無いとされているので、回数は1人1回までとしています。
≪問合せ先≫
健康福祉局健康増進課 電話052-263-3120