A.ご回答内容
■移植のために提供できる臓器
脳死後および心臓が停止した死後に提供できる臓器は、臓器移植法や施行規則によって以下のように定められています。
・脳死後:心臓、肺、肝臓、腎臓、膵(すい)臓、小腸、眼球(角膜)
・心臓が停止した死後:腎臓、膵(すい)臓、眼球(角膜)
※参考:脳死とは
脳死とは、脳幹を含む、脳全体の機能が失われた状態です。回復する可能性はなく元に戻ることはありません。薬剤や人工呼吸器等によってしばらくは心臓を動かし続けることはできますが、やがて(多くは数日以内)心臓も停止します。
植物状態は、脳幹の機能が残っていて、自ら呼吸できることが多く、回復する可能性もあります。脳死と植物状態は、全く違うものです。
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【健康福祉局保健医療課地域医療担当】(電話:052-972-2623)