A.ご回答内容
■ 胃がん検診
Q1 どのような検査をするのか?
A 問診と、バリウムを飲んで撮影する胃部エックス線検査または胃カメラによる内視鏡検査をします。
○胃部エックス線検査
バリウム(造影剤)と発泡剤(胃を膨らませる薬)を飲み、胃の中の粘膜を観察する。胃がんの他に、良性の病気である潰瘍(かいよう)やポリープも発見される。検査当日は朝食が食べられないなどの制限がある。不利益としては、検査後の便秘やバリウムの誤飲等がある。
○内視鏡検査
胃カメラを口もしくは鼻から挿入し、胃や食道を観察する。胃部エックス線検査同様、胃がんの他に良性の病気である潰瘍(かいよう)やポリープも発見され、検査当日は朝食が食べられないなどの制限がある。不利益としては、偶発症(粘膜に傷がついたり、出血など)がある。
Q2 バリウムは苦手なのでやりたくない。ひどい便秘になる。
A 名古屋市の胃がん検診(エックス線検査)では、バリウムが飲めない方や腸の弱い方については、受診をお断りすることがあります。また、便秘になりやすい方には下剤を多めにお渡しすることもありますので、お申し込みの際にご自身の体調等を医療機関へお伝えください。
なお、名古屋市の胃がん検診では内視鏡検査も実施しておりますので、対象の方であれば内視鏡検査を受けることができます。
Q3 胃がん検診(内視鏡検査)はいつから、どこで受診できるのか?
A 名古屋市の胃がん検診(内視鏡検査)は、平成28年10月から実施しています。協力医療機関は4月に広報なごやと同時期に配布する「なごや健康ガイド」をご覧ください。お手元にない方には各保健センターで配布しています。名古屋市公式ウェブサイト及び名古屋市健診(検診)総合サイト(外部リンク)においても掲載しています(「がん検診」で検索)。
Q4 胃がん検診は、集団検診で受診できるのか?
A 胃がん検診(エックス線検査)は、市内の協力医療機関及び集団検診で受診することができます。(現在、保健センターでは実施しておりません。)
胃がん検診(内視鏡検査)は、市内の協力医療機関のみで実施しております。
Q5 年度内に胃がん検診エックス線検査、内視鏡検査の両方を受診できるのか?
A 名古屋市の胃がん検診では、同年度内にエックス線検査、内視鏡検査のうちひとつしか受診できません。また、内視鏡検査を受診した翌年度は、胃がん検診(エックス線検査、内視鏡検査共に)を受診することはできません。
Q6 40歳代だが、胃がん検診(内視鏡検査)を受診したい。
A 本市では、厚生労働省が定める指針に基づいて胃がん検診(内視鏡検査)の対象を50歳以上の方(今年度中に50歳になる方を含む)としております。
40歳代の方は、胃がん検診(エックス線検査)を受診いただけます。
なお、本市の検診ではなく、医療機関が独自に実施している胃がん検診(内視鏡検査)については、個人的に受診していただけます。ただし、その費用について名古屋市からの補助はありません。
Q7 胃カメラを鼻から挿入して欲しい。
A 本市では医療機関ごとの経口・経鼻について把握しておりませんので、直接協力医療機関へ確認してください。
≪問合せ先≫
名古屋市がん検診サポートセンター 電話052-263-3120